優しき紅葉

「写真」と言えば「紅葉」。
そんなイメージが僕の中にあったので、今回は紅葉を撮影しに高野山に出かけました。
ただ、撮影場所に向かう途中、インスタや雑誌に載ってある綺麗な紅葉の写真を眺めていると、「紅葉撮影はもうちょっと腕を上げてからがよかったかな~」と不安に思い始めました。
僕みたいな青二才が紅葉を撮影しても、綺麗な紅葉の風景を台無しにするだけなんじゃないか、と。

しかし!撮影を終えて気が付いたこと。
それは「紅葉はカメラ初心者にも優しく寄り添ってくれる」ということです。
紅葉って不思議です。組み合わせることのできる背景(川、寺、紅葉を観る家族etc…)が色々あって、どれと組み合わせるかによって雰囲気が全く異なり、色んなパターンの写真を撮ることができます。撮影していて全く飽きません。
そして、背景にさえ気を使えば、他の被写体とは異なり、角度や構図への意識が多少疎かになろうとも、勝手に綺麗な写真が撮れてしまうんです。
だから紅葉はカメラ初心者にはぴったりだなと思いました。

いい写真を撮らないと、と気を張ってカメラを持っていると、「大丈夫。落ち着いて。ただシャッターを押すだけ。あとは僕に任せて」とカメラ初心者にも優しく寄り添ってくれるのが、紅葉なんです。
「カメラを始めたけど、何を撮ればいいか分からない…」そんな時は紅葉を撮りにいきましょう!気を張らず、自分がいいなと思う状態でシャッターを押せば、きっとブライトな写真が撮れますよ。


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